キャバ嬢に本当に大切にされる神客

これまでキャバ嬢が嫌がるお客さんやキャバ嬢に嫌われる対応についていくつか書いてきました。

キャバ嬢が嫌がるお客さんがどんな人であるのか、何をしたらキャバ嬢に嫌われるのかということはよくわかっていただけたのではないかと思います。

キャバ嬢に好かれる方法のお話もしたことが何度かありますね。

しかし、キャバ嬢に男としてではなく純粋にお客さんとしてキャバ嬢と楽しむことができたらそれでいいと言う方のためのお話はまだしたことがありませんでしたね?

それでは今回は『キャバ嬢に本当に大切にされる神客対応』についてをお話していきます。

これを実行するだけであなたも今日からキャバ嬢の本当に大切なお客様になることができます。

キャバ嬢が大切にするお客さんってどんな人?

まずキャバ嬢に大切にされるお客さんというのがどんなお客さんであるのかというのをきちんと知っておく必要があります。

これを知っておかなくては自分一人でせっかくなれるはずの神客になるチャンスを逃してしまうことになりかねません。

一般的に想像されているキャバ嬢が大切にするお客さん

お客さんが思う『キャバ嬢に大切に思われるお客さん』と言えば真っ先に浮かぶのが「太客」でしょうね。

しかし、それは不正解です。

「なんで?」と思われるでしょうね?

ですが、皆さんが思っているよりも「太客だから」という理由だけでは大切にすることも難しいものです。

月にお店で何百万も使ってくれるような太客であれば話は別ですが、月に3回1~2時間で10万使うお客さんを大切にするよりも、月に1回1時間来て2万使っていくお客さんを15人集める方が効率も良いですしキャバ嬢も気持ち的に楽なのです。

一言で言ってしまえば『太客も細客もどちらも大切』ということなのです。

なぜ太客と細客が同じなのかということを詳しくお話していきましょう。

先ほど例に出した太客で言ってしまえば、月に3回来て1日10万使っていくとなると売り上げとして月に30万売り上げが出来ることになりますが、そのお客さんがコケて(お客さんの来店予定がなくなることをコケると言います)しまった場合そのキャバ嬢の売り上げが売り上げ見込みよりも10万少なくなってしまうことになってしまいます。

月に10万売り上げがさがるということはキャバ嬢にとって大きなことで、太客だけを大切にいていた場合は他のお客さんでこの10万を取り返そうとしてもとそう簡単には取り返すことができなくなってしまうのです。

これに比べて1日2万使っていくお客さんを15人呼んだとしたら1日ごとの売り上げで言ってしまえば大した額にはなりませんが、例えお客さんが1人~2人コケたとしても他のお客さんで取り返すということも決して難しくはないのです。

要するに「太客はハイリスク・ハイリターン」なのに対して「細客はローリスク・ローリターン」だということです。

売り上げのみではなく、お客さんの管理の仕方にも大きく差が出ることにもなります。

太客をメインに考えているキャバ嬢は太客を失うことで売り上げがガクッと落ちてしまうので太客のわがままにも付き合える限り付き合うという営業スタンスを取るキャバ嬢が多いのです。

太客がアフターに行くと言えば付き合い、休日に付き合えと言われれば付き合い、とプライベートもしっかりと営業に充てます。

しかし、細客メインの場合は一人お客さんを失ったとしてもまたすぐに違うお客さんを探したら何とかなると思える余裕があるため、アフターも店外デートもお店に来てくれたお礼程度で自分のタイミングで断るときははっきりと断るというスタンスのキャバ嬢が多いのです。

キャバ嬢が本当に大切にしたいお客さんとは

何が言いたいのかと言いますと「大切にしたいお客さんかどうかの基準は使う金額ではない」ということです。

いくらお店で使ってくれたとしてもワガママ放題されていればキャバ嬢にも限界が来ていつかは関係が切れてしまいます。

どれだけ若くからキャバクラで始めたとしてもキャバ嬢生命は短いものです。

自分のお店でも持つつもりでもなければいつかは我慢の限界が来るものです。

では、キャバ嬢が本当に大切にしたいと思えるお客さんの正解は何なのか?

それは「キャバ嬢としての自分を認めてくれるお客さん」なのです。

キャバ嬢としての自分を応援してくれて自分のいる席で楽しんでくれるお客さんをキャバ嬢は大切にしたいお客様として考えています。

そんなお客さんはキャバ嬢の間で『神様のようなお客さん。略して神客』と呼ばれます。

キャバ嬢が喜ぶ神客対応

では、どんなお客さんがそんな風に思ってもらうことができるのか。

『キャバ嬢が喜ぶ神客の対応はこれ!』というのをいくつかご紹介していきます。

出勤の日教えて

お客さんから「次の出勤はいつ?タイミング合えば来るよ」と言われるのは、どれだけ「可愛い」と褒められるよりも嬉しいものです。

お客さん自ら出勤の日に合わせてきてくれるということは「そのキャバ嬢の接客が気に入った」と仕事を褒めてもらっている様なものなのです。

暇なときは自分が店に遊びに行く

キャバ嬢と連絡先を交換すれば定期的にキャバ嬢から連絡が入るものです。

キャバ嬢が出勤時間になっているのに頻繁に連絡が帰ってくる時に「暇なの?暇なら少し顔出しに行こうかな?」と自らお店に来てくれるお客さんは完全に神客です。

これを言うと「都合のいい時に来てくれるからでしょ?」と勘違いされるでしょうが、キャバ嬢が重要視しているのはそこではないのです。

キャバ嬢が言わなくても暇だということに気付くことができるという『空気を読む能力』

と自ら進んで助けに来てくれるのに「自分が行きたいから行こうかな」とキャバ嬢に気を使わせない『紳士っぷり』にキャバ嬢は純粋に「すごい!素敵!ありがとう!」と感謝することができるのです。

電話の前に電話しても平気か確認

多くの人がキャバ嬢のことを暇人だと思っています。

ですから、ほとんどのお客さんが時間帯も考えずに電話を掛けてくるのです。

そういった事が当たり前だと思われている中で、キャバ嬢にも休日がありプライベートがある、中には昼間働いている子もいるんだということを考えてくれているお客さんもいます。

相手がキャバ嬢であったとしても「今電話してる時間ある?」と一言確認することができる『気遣い』をキャバ嬢は嬉しく思います。

キャバ嬢に嫌な思いをさせてしまったら謝罪とお詫び

酔っ払ったりしてやらかしてしまうことは誰にでもあります。

しかし、嫌な思いをさせられたとしても謝られることはほぼありません。

ですが、キャバ嬢に対しても嫌な思いをさせたらきちんと対応しようとしてくれるお客さんもいます。

きちんと「嫌な思いさせてごめん」と謝るだけではなく「ちゃんと顔見て謝りたいから今日お店に行くね」とわざわざ来店までしてくれる神対応をしてくれるお客さんも実際にいるのです。

そんなお客さんにキャバ嬢は感謝でいっぱいになります。

「少ししかいられないけど」と1セットでも来てくれる

時間の都合やお財布事情などでキャバクラに頻繁に通うことのできない人もいます。

しかし、そんな来るのが難しい状況であったとしても少しだけでも顔を見に来ようとする『姿勢』にキャバ嬢は感謝し、自分が大変な中であっても『応援しようという気持ち』に嬉しくなります。

人によって態度を変えない

お客さんで多いのが相手によって態度を変えるというものです。

自分の指名のキャバ嬢には優しく、ヘルプやスタッフには厳しいという方はたくさんいます。

しかし、良いお客さんは相手が誰であろうと態度を変えることはありません。

指名のキャバ嬢もヘルプの子もスタッフにも平等に接してくれるため、指名のキャバ嬢が裏でヘルプのキャストやスタッフに頭を下げる必要もなく恥をかくことの無いようにしてくれる『大人の対応』ができる人がキャバ嬢に神客と言われるのです。


いかがでしたでしょうか?

大切なのは『お金よりも気持ち』ということです。

神客のする対応はどれもそこまで難しくはないものばかりです。

やろうと思えばすぐに誰でも神客になることができるのです。