キャバ嬢の本音~キャバ嬢がまともに接客しようと思えないお客さん~

前回に引き続き今回もキャバ嬢の本音を暴露しちゃいます!

今回はキャバ嬢が頑張って接客しようと思わないお客さんや営業が手抜きになってしまうような『キャバ嬢がまともに接客しようと思えないお客さん』のお話です。

何故キャバ嬢が手を抜くのか

キャバクラではキャバ嬢はお客さんから指名を貰うことができたらその分稼ぐことができます。

そのため、キャバ嬢は多少「このお客さんと合わないな」と思っても頑張ってお客さんを楽しませる努力をします。

しかし、ごく稀に「このお客さん相手には頑張れない」と思ってしまうことがあるのです。

キャバ嬢側からお客さんを拒否するということは基本的にないのですが「フリーだから着くよ。でも指名は絶対に欲しくない!」と思ってしまうこともあるのです。

そんな時にキャバ嬢が取る行動は『指名を貰わない程度にほどほどに接客する』というものです。

「席で盛り上げ過ぎては指名が入ってしまう可能性がある、しかし何も話をしなければお客さんを怒らせてしまう可能性があるしスタッフにも怒られる」という理由から「当たり障りのない会話で乗り切ろう」という方法にたどり着いたのです。

キャバ嬢がまともに接客しようと思えないお客さん

では、どんなお客さんがこのような対応を受ける対象に入るのかご紹介していきましょう。

臭い(ワキガなど)人

体臭や口臭などの臭いの強いお客さんはキャバ嬢からしたら本当に辛いのです。

「臭いになれたら大丈夫なんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、毎日のように会っているのであれば慣れもするのでしょうがキャバクラに毎日通うわけにもいきません。

忘れたころに来店するきつい臭いのお客さんの席でキャバ嬢達は何とか早く席を離れたいと思っています。

それがどんなに良い人だとしても「臭いは我慢できない!頑張れない!ごめんなさい!」という気持ちで耐えています。

酔っ払っていると一層キツイ!吐かないように必死なのです。

付き合いで来ていてほとんど店に来ない人

「上司に連れてこられた」「友達の付き合いで来た」など理由は違えども「自分自身がキャバクラに全く興味がないキャバ嬢なんてどうでもいい」という方が来た時にキャバ嬢は手を抜きます。

お客さんが楽しむつもりもないのにキャバ嬢がいくら頑張ったって盛り上がることもないし、指名貰ったとしても次にまた指名で入ってきてくれる可能性が低すぎるために「この席で場内を貰うより他の席で次につながる可能性のあるフリーに着きたい」というのがキャバ嬢の気持ちなのです。

「私は時間つぶしに付き合うから早いとこ話の合う子見つけてよ」とも思っています。

出張で来ていてまた来る可能性の低い人

キャバクラには出張で遠方から来ている方も来店されます。

しかし、どんなに話が盛り上がったとしてもそのお客さんが来店するのはその日限りということなので、キャバ嬢から連絡先を聞かれることはほとんどないです。

連絡先を交換したとしても連絡が来る頻度はかなり少なめになります。

遠方から来ていて、もしまた来る機会があったとしてもまたこの店に来てくれるかどうかもわからないような人にはそんなに頻繁に営業する必要がないと手を抜くキャバ嬢がほとんどです。

MEMO
出張先の連れがその店の常連さんだった場合は少し頑張って頻繁に連絡してきてくれることもあります。

時間が終わってもなかなか帰ろうとしない人

キャバクラは時間制で料金が設定されています。

そのため、時間が経過して延長をしなければお店から出なくてはなりません。

しかし、お客さんの中には時間が過ぎてスタッフからも注意を受けているにも関わらず全く席から動こうとしないでキャバ嬢に話し続けているお客さんもいます。

こういったお客さんがいることで今そのお客さんに着いている子は他の席に着く時間が遅くなりますし、スタッフも付け回しが上手く回らなくなるわで店全体に迷惑がかかります。

そんな注意も来てくれずに居座るお客さんが自分の指名のお客さんになれば、お客さんが帰らないたびに怒られるのは指名を貰っているキャバ嬢なのです。

そんな自分が怒られるのが分かっていてそのお客さんから指名が欲しいわけもなく、連絡先を交換していたとしても営業したいとは思えずにその回数は徐々に減っていきます。

着いている間ずっとキャバ嬢をバカにし続ける人

キャバ嬢がよく言われる言葉の中に「社会の底辺の仕事」という言葉があります。

その言葉に憑りつかれているかの様にキャバクラに来るなりキャバ嬢をバカにし続けるお客さんが時々います。

「こんな仕事してて恥ずかしくないの?」

「男騙してお金貰うのを仕事にするなんて絶対性格悪いだろ」

「昼間に太陽浴びて真面目に働こうと思わないの?」

「酒飲んでヘラヘラ笑っていれば金貰えるんだから楽だよな~」

「その程度の顔でよくキャバクラで働こうと思ったね?w」

など、思いつく限りの暴言をキャバ嬢に浴びせ楽しそうに笑っているお客さんも存在するのです。

席に着いたキャバ嬢はそのお客さんの暴言に着いている間耐え続けなくてはなりません。

何を言われても怒ることはもちろん、泣くわけにもいかないのです。

ただ耐えるだけ、そんなお客さんからの指名なんて欲しいわけもなく連絡先の交換もなしに、呼ばれたらみんながみんな早々に席を離れます。

会話にならない人

会話が苦手な人、結構多いですよね?

それに関してはキャバ嬢は何も思っていません。

会話が下手でもいいのです。

大事なのは会話する気があるかどうかです。

キャバ嬢の話に耳を傾けてくれて、自分の気持ちを伝えようと思ってくれているという姿勢が感じ取れたら、それはキャバ嬢から見たら良いお客さんなのです。

しかし、中には「会話する気あるの?」と言いたくなってしまうお客さんもいます。

どんなにキャバ嬢が話掛けても返事が全部会話を終わらせる返事のみで会話がすべて一言で終了させるお客さんがいます。

そんなお客さんに対してキャバ嬢は「お前何しに来たんだよ」と同時に「今すぐに帰って二度と来るな」と思っています。

噛んだりつねったりしてくる人

キャバクラには自称ドSのお客さんが時々遊びに来ます。

隣に着くキャバ嬢に対して噛んだりつねったりとキャバ嬢が痛がって嫌がるのを見ることを楽しみに来ているお客さんです。

キャバ嬢はやはり痛い思いをすることを嫌がりみんな席に着きたがりません。

キャバ嬢も人間です。痛い思いも嫌な思いもしたくないのです。

席に着くなり休みの日に飲みに誘ってくる人

何度も話に出てきていますがやはり休みの日に誘ってくるお客さんがキャバ嬢には不評です。

席に着くなりキャバ嬢に「君は休みの日に飲みに行ける人なの?行けないなら君どうでもいいや」と外で遊ぶことのできるキャバ嬢を探しに来ている発言をするお客さんがいます。

そんなことを言われてしまえば「この人と連絡を取ったとしても外で遊ぶ誘いしか来ないんだろうな」と接客にやる気が起きなくなってしまうのです。

喋るとやたらと唾が飛んでくる人

喋れば唾が飛ぶのは仕方のない事です。

しかし、その量が尋常でないとなるとそれは嫌なものです。

キャバクラは座る距離が近いので、そのお客さんから指名を貰うということはそのお客さんがいる間ずっと唾のミストを浴び続けなくてはいけないということなのです。

「申し訳ないけど…そんなの耐えられない!!」というのがキャバ嬢の正直な気持ちです。

あえて拒否はしないけど自ら指名を貰おうとは思えないお客さんなのです。

お金さえ払えば何をしても良いと思い込んでいる人

キャバクラに限らずどこであってもこういうお客さんはいると思いますが「お金を払う立場なのだから自分が何をしても文句ないだろう」という勘違いをしているお客さん。

こういうお客さんに限って言ってくるのが「お客様は神様だ」という決まり文句。

お客さんという立場に甘えてわがまま放題の人に対して「それは店側がお客様だと判断した時に限りな。お店の決まりも守れない奴は神様とは思われることはないんだよ」とキャバ嬢もスタッフもお店全体で思われているのです。


いかがでしたでしょうか?

キャバ嬢がお金を稼げなくても良いからこの人には着きたくないと思うこともあることに驚きだった方もいるのではないでしょうか?

「キャバ嬢に避けられるんじゃキャバクラ楽しくないじゃん」と思われるでしょうが、他のキャバ嬢が嫌がるからチャンスとばかりにこういった嫌がられる人の席であえて指名を貰うというキャバ嬢もいるので特に問題ないのです。