キャバ嬢が「どんなお客さんが相手でも対応出来ることを疑問に思った事」があるのではないでしょうか?
実はキャバ嬢がどんなお客さんにも対応できるのはキャバ嬢の考え方にPOINTがあるのです。
キャバ嬢は誰が相手でも会話できるようにお客さんのパターンをいくつか用意しておき、着いたお客さんをそこに当てはめることで会話をしているのです。
さらにそのお客さんをその後に繋げるためお客さんのタイプを判断して名刺を渡すか連絡先を交換するか分けています。
では、キャバ嬢はどんな風にお客さんを分けているのでしょうか。
今回は『キャバ嬢がやっているお客さんの種類分け』についてお話していきます。
目次
キャバ嬢はお客さんをどうやって種類分けしているの?
キャバ嬢がどこでお客さんをの種類を判断しているのか?
それはキャバ嬢が着いてすぐに始める「当たり障りのない会話で」なのです。
「今日どこで飲んできたんですか?」
「いつも飲むとしたらこんな感じなんですか?」
などの当たり障りのない会話の返答でお客さんの種類を判断しています。
お客さんの返答でそのお客さんの普段の行動パターンを把握し、何を求めてキャバクラに来ているのかを判断するのです。
判断基準はキャバ嬢によって多少変わるので一概にこんな回答が来たらこうというようなことは難しいです。
ですが、この段階でキャバ嬢はお客さんを種類分けしているのです。
お客さんのパターンとキャバ嬢の対応と接客方法
では、ここからお客さんのパターンとキャバ嬢の対応がどんな感じになるのかをご紹介していきます。
接待しに来たお客さん
接待のためにお客さんを連れて来店されたお客さんのパターンとして分けられます。
「接待しに来ているということは気に入ってもらうことができたら、今後もそのタイミングがあれば来てもらうことができるかもしれない」と積極的に連絡先を交換しようとします。
接待される側のお客さんを持ち上げつつ、接待している側のお客さんも楽しませることを忘れないように接客します。
なかなか難しい事ではありますが、これで満足してもらえたら次に繋げることができるのでキャバ嬢も必死に頑張ります。
ここでどれだけ空気を読むことができるかということが必要となってきます。
お客さんが接待相手をどうしたいのかということを瞬時に空気を読む必要があります。
かなり難易度が高くなりますが、その席で指名を貰えた時の仕事をした感じにキャバ嬢は喜びを感じるのです。
接待されに来たお客さん
先ほどの接待する側の連れに当たるパターンのお客さんです。
接待が頻繁にあるのかというのをお客さん同士の会話で探って対応を考えます。
頻繁に接待が行われている様であれば連絡先を交換し次の来店を期待しますが、普段は全くそのような感じが無ければとりあえず名刺を渡して「もし次があればラッキー」くらいに考えます。
接客の仕方は先ほどのパターンと同じで失礼が無いように細心の注意を払います。
接待される側のお客さんに失礼をしてしまっては、接待している側のお客さんを怒らせてしまうこととなり、二度とそのお店を接待で使ってもらえなくなってしまう可能性があるのです。
つまり、接待される側のお客さんに粗相をした場合は接待のお客さんをセットで失うことになるためプレッシャーはそれなりにかかります。
キャバ嬢をとやりたいがために口説きに来たお客さん
大半のお客さんと言っても過言ではないパターンです。
とりあえず名刺を渡してお客さんの様子を見ます。
あまりに連絡先の交換がしつこければ連絡先を交換しますが、一度目では次に呼べそうなお客さんでなければ面倒くさいのが目に見えているのでなるべく回避しようとします。
このパターンのお客さんはやれそうやれなさそうで指名を入れる入れないが分かれてくるので、とりあえずやれそうな感じを出して接客します。
キャバ嬢が「やれそうでなかなかやれない」というのはこの接客からきています。
団体で盛り上がりに来たお客さん
若いお客さんに多いのがこのタイプです。
みんなで盛り上がって飲みたいからキャバクラに来たというパターンです。
団体客は一見面倒だと思われがちですが、盛り上がっているうちに「延長、延長」「飲め、飲め」と会計が跳ねることがあるので、頻度によっては太客になる可能性があるのです。
その席に着いたキャバ嬢は積極的に連絡先を交換しようとします。
その席に着いたキャバ嬢はとにかく盛り上げようと接客の質よりもノリを優先します。
ですから、楽しいけど気付いたらテーブルがぐちゃぐちゃだったということにもなってしまいます。
下ネタを話したいだけのお客さん
普通の女の子に話したら問題になりかねない話をキャバ嬢にしてくるパターンのお客さんです。
このタイプのお客さんの接客としてはお客さんの下ネタに引かれない程度に乗ってあげるというものです。
キャバクラ大好きなとりあえずキャバクラタイプのお客さん
「飲むならキャバクラでしょ!」というタイプのお客さんです。
このタイプのお客さんにはどのタイプのキャバ嬢がハマるのか想像ができないためにとりあえず全力でキャバクラの接客をしてあげるということしかできないのです。
「お酒を作り、テーブルを片付けて、お客さんを持ち上げながら会話をする」というザ・キャバ嬢として接客します。
ただ連れてこられたキャバ嬢に興味なしのお客さん
付き合いで強制的に連れてこられただけのキャバクラに全く興味のないお客さんです。
特に連絡先を交換する必要性もなく「もし話が盛り上がったら交換すればいいや」くらいの感覚です。
名刺も「次に来た時1チャンあればなー」という感覚で渡しておく程度です。
キャバ嬢からしたらこのタイプの席は休憩所です。
特に会話を頑張らなくても興味がないから怒られることもないし、適当に当たり障りのない会話をして乗り切ろうという感覚で着いています。
キャバクラに彼女を作りに来ているお客さん
キャバクラに来ては自分と付き合ってくれる女の子を探しに来ているお客さんです。
このタイプのお客さんに有効な接客方法としては『色恋営業』が最も有効です。
お客さんの彼女になったつもりで接客してしまうという、キャバクラの疑似恋愛を体験させてお客さんを喜ばせるのです。
飲み友達を探しに来ているお客さん
キャバクラで口説くわけでもなく、騒ぐわけでもなく、落ち着いて楽しくお酒が飲みたい、そしてその飲みに気分よく付き合ってくれる友達の様な女の子が欲しいというタイプのお客さんです。
このパターンのお客さんはキャバ嬢感は求めていないので、普通に居酒屋で飲むような気さくな感じでの接客の方が喜んでもらうことができます。
いかにもなお客さんを持ち上げた会話よりも誰にでもできるような世間話を好み、その中で会話の合う子を探しているので、頑張り次第で何とかなることもないのですがキャバ嬢も頑張る必要がなく楽しくせっきゃくすることができるのです。
いかがでしたでしょうか?
これでもまたほんの一部なのですが、細かく上げてしまったらきりがないので大きくまとめたものをご紹介させていただきました。
細かいものはまた機会があればということで(笑)