「気に入ったキャバ嬢を指名するからには稼がせてあげたい!だけどキャバ嬢の給料のシステムがわからない…」
「キャバ嬢の給料システムってどうなっているの?」
多くの方が考えたことがあるのではないでしょうか?
気になる方が多い「キャバ嬢の給料システムについて」を今回はご紹介していきたいと思います。
目次
給料システム
給料システムや時給金額はお店の大きさや人気、お店のある地域やキャバ嬢の出勤日数や人気によって多少条件が変動することがありますが、
基本的にキャバ嬢の給料システムは大きく分けると
・売り上げ制
・時給制
の2つに分かれます。
売り上げ制
売り上げ制とは言葉の通りにキャバ嬢が指名のお客さんの席で売り上げた金額から給料が支払われるのです。
相場はお店によりますが、基本的に1か月の売り上げ金額の40%~50%が給料として支払われることが多いのです。
つまり50%の売り上げ制のキャバ嬢の場合ですと、キャバ嬢の売り上げが1日5万円だとしたら
50000×50%=25000
となりその25000から引かれるものを引いた金額が売り上げ制のキャバ嬢の1日の給料になります。
メリット→時間に関係なく短時間でも売り上げさえ良ければ大金を稼ぐことができる
デメリット→指名のお客さんが少なければ出勤していたとしても売り上げが作れなければ給料が0の日もある
時給制
時給制とは時給とバックを足した金額が給料として支払われるものです。
時給制の時給システムは大きく分けて4つに分かれており
・指名本数スライド
・売り上げスライド
・ポイントスライド
・固定時給
というシステムがあります。
メリット→働いている間は時給が発生するのでキャバクラで働き始めたばかりで指名のお客さんが少なくても稼ぐことができる
デメリット→時給制なので短時間で退勤させられてしまうとあまり稼ぐことができない、どんなに高額を売り上げたとしてもその場の時給やバックは変動しない
時給システム
給料が時給制のキャバ嬢の時給がどんな風に決まるのか4つの時給システムについて説明していきます。
指名本数スライド
この方法は本指名1時間1本と考えて月に何本指名が取れたか、指名本数ごとに時給が変動していくものです。
1日に2名のお客さんが本指名で2時間と4時間ずつ来店してくれたとします。
そうすると、
2時間+4時間=6時間
となって
6時間=6本
となり、そのキャバ嬢の1日の指名本数は6本となるのです。
売り上げスライド
売り上げスライドとは月にどれだけ売り上げたか、売り上げの金額ごとに時給が変動していくものです。
0~10万売り上げたら時給3000円
11~20万売り上げたら時給3500円
という様に時給が変わってきます。
売上金額や時給はお店のランクや地域によって大きく差がでます。
ポイントスライド
ポイントスライドは指名、同伴、ドリンクなどがそれぞれポイントとして加算され月に何ポイント取れたかによって時給が変動するというものです。
同伴2P、本指名2P、場内指名1Pのお店で1日に同伴して本指名で3時間お客さんがいて、他の席で1時間場内指名を貰ったとすると
2P(同伴)+6P(本指名×3時間)+1P(場内指名)=9P
となり、1日のポイントは9Pとなります。
固定時給
成績によって時給が変動しないシステムです。
入店したてのキャバ嬢や週に1回程度出勤するお手伝い程度のキャバ嬢などに適応されることが多いシステムです。
入店したてのキャバ嬢がどれだけ指名を呼ぶことができるのか、どれくらい売り上げることができるのかを見るために、保証時給として2~3か月固定時給で働いてもらい、その期間に固定客を作ってもらうためのものです。
バック
キャバクラでは時給以外に「バック」と呼ばれるキックバックがあり、頑張った分だけ稼ぐことができるのです。
お店によって細々とした決まりがあったりするので、大体の相場で説明していきます。
指名バック
キャバ嬢がお客さんに指名を貰うと時間毎にキャバ嬢にバックが入ります。
本指名バック 1本500~2000円
場内指名バック 1本500~1000円
お店によっては指名料フルバックのところもあります。
指名のお客さんが延長するたびにキャバ嬢に指名バックが入るので、お客さんが延長してくれたら延長してくれるだけ稼ぐことができるのです。
同伴バック
同伴バックは同伴で出勤した時に入るバックのことです。
同伴バック 1回2000~5000円
お店によっては同伴でお店に入った時間によって同伴バックの金額が変わることがあり、そういったお店は時間帯が早いほどバックが高く設定されています。
ボトルバック
ボトルバックとは指名の席でお客さんがボトルを頼んだ時に入るバックのことです。
ボトルバック ボトルの金額の10~25%
同じ席で複数の指名がいる場合は10~25%を人数で分割される。
ドリンクバック
指名の席でもフリーの席でもキャバ嬢がドリンク1杯頼むごとに入るバックのことです。
ドリンクバック 1杯200~500円
ドリンクのサイズや金額によってバックにも差があります。
引かれるもの
キャバクラでは給料から引かれるものがかなりあります。
これらを引いた金額がキャバ嬢に給料として渡されるのです。
税金
源泉徴収として10%が引かれます。
送り代
金額が一律のお店もありますが、送りの距離によって500~3000円程度引かれます。
ヘアメイク代
お店でヘアメイクさんにセットしてもらう場合と、お店が契約してる店舗に行ってセットしてもらう場合がありますが、どちらにしても一定の金額をキャバ嬢が負担します。
1回のセットで1000~2000円程度が相場です。
貸ドレス代
無料のお店もありますが、有料のお店だと500~2000円程度かかります。
雑費または共栄費
消耗品などの負担をそれぞれ負担しましょうというもの。
1回の出勤ごとに500~1500円引かれます。
厚生費
送り代、ヘアメイク代、雑費などをひっくるめて「厚生費」として引くお店もあります。
罰金
欠勤、遅刻、ノルマ未達成などのペナルティーに対して罰金が発生するお店で引かれます。
金額はお店やキャバ嬢の時給などの条件によって様々です。
日払い金
出勤した日にその日の給料の一部を前借りしている場合、その金額分だけ給料から引かれます。
立替金
名刺などを作る場合ほとんどのお店でキャバ嬢自身の自腹になることが多いのですが、注文の都合上お店がまとめて支払うことが多いため、お店が立て替えていた分を給料から引かれます。
いかがでしたでしょうか?
お客さんが何をするとキャバ嬢が得をするのかなど、今まで全く知らなかったキャバ嬢の給料のことがわかってきたのではないでしょうか?
キャバクラではキャバ嬢が頑張った分だけ稼ぐことのできる給料システムになっていますが、その分引かれるものもかなり多く、実はお客さんが思っているほど手取りが多くない子がほとんどなのです。
ボトルバックなどのように、そんなつもりのなかった子がバックを貰っていて自分が指名しているキャストの取り分が減ってしまっているなど、お客さんからしてみたらわけのわからないルールまで存在しています。
ですが、キャバクラの給料システムは昔から大きく変化していないようなので、これからもしばらくはこの様な給料システムが続いていくのではないでしょうか。
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