キャバクラの源氏名ってどうやって決めてるの?

キャバ嬢の源氏名ってどうやって決めてるの?

お店に来るお客さんからよく聞かれることのある質問の一つです。

そこで今回は『キャバ嬢の源氏名について』書かせてもらいます。

どうやって決めているのか、人気の名前はあるのかなど色々と紹介していきたいと思います。

キャバクラで源氏名を名乗るメリット

なぜキャバクラでは源氏名を名乗るのか、それはキャバ嬢にメリットがあるからです。

以下のメリットがあるためキャバ嬢にとって源氏名は重要なのです。

個人情報が隠せる

お客さんに指名でまた来店してもらうためにも連絡先の交換をするのはキャバ嬢にとって当たり前です。

連絡先を交換するとなると確実に名前を名乗ることになります。

その時に本名のままだとSNSなどで個人情報を調べられてしまうという危険性からキャバ嬢を守ってくれるのが源氏名なのです。

源氏名はキャバ嬢の個人情報がもれないため、キャバ嬢のプライバシーを守るために必要なのです。

キャバ嬢のモチベーションが上がる

源氏名を付けることによって、普段の自分からキャバ嬢の自分に切り替えることが出来るのでキャバ嬢のモチベーションを上がるのです。

普段の自分とキャバ嬢の自分のオンオフをはっきり分けることでキャバ嬢として全力で働くことが出来るのです。

お客さんの印象に残りやすい名前が付けることが出来る

「可愛らしい名前だな」「強そうな名前だな」と名前によって人のイメージが決まることがありますよね?

それはつまり、名前によって相手に与えるイメージを変えることが出来るということです。

しっかり考えた源氏名はお客さんに良いイメージを与えることができ、印象にも残りやすくなるのです。

お客さんの印象に残るということはまた来店してもらえる可能性も上がるためキャバ嬢にとって源氏名を決めるということはとても大切なことなのです。

源氏名の付け方

ここからは源氏名を決めるときのことをお話していきます。

源氏名を決めるときに気を付けること

源氏名を決める時に本名と違うならば何でもいいというわけではありません

源氏名で呼ばれた時に反応できる名前を考えなければいけないのです。

そのために自分自身が納得できて、反応しやすい名前でなくてはいけません。

他の子と似た源氏名にしない

同じお店に「えり」「ゆり」「るり」という名前の子がそろってしまっていた場合、お客さんが名前を間違って覚えてしまっていて指名したのに思っている子と違う子が着いたということになりかねません。

また「ゆりか」と「ゆり」という名前であってもお客さんがキャバ嬢を「ゆりちゃん」と呼んでいた場合どちらが指名であるのかわかりにくいですよね。

そういった事が起こらないようにお店の他の子と被らないような源氏名を付けなくてはなりません

読みやすい

どんなに響きが素敵な名前であっても名刺に書いてある漢字が読みにくくては意味がありません。

キャバクラに来ているお客さんということは多少なりともお酒を飲んでいる人ばかり、そんな時に渡された名刺に書かれている漢字が読めないなんてことになれば名前を憶える気も失せてしまいます。

いくらフリガナを振っていたとしてもそこまで読んでくれる人の方が少ないのです。

「すごい漢字だね、なんて読むの?」と話題にはなりますが、それだけで終わりなのです。

そうならないために、お客さんが再びその名刺を見た時にすぐに名前がわかるようにしなくてはいけないのです。

キラキラネームは避ける

キラキラネームはインパクトを与えるにはすごく良いのですが、外で呼ぶのが恥ずかしいという理由から同伴に繋がりにくく、人に話すときに名前も伝えることを躊躇されやすいので枝のお客さんを連れてきてくれる可能性がぐんと低くなります。

また、奇抜な名前を付ける子として印象付けられるため普通の感覚ではない子という風に思われることが多くあまり良い印象をあたえられることはないのです。

何より辛いのがすべるとさぶ過ぎるため、キャバ嬢として売れる売れないに大きく影響します。

そのためあまりに奇抜な名前は避けた方が良いのです。

呼びやすく、覚えやすい

一番大切なのがお客さんが呼びやすく、覚えやすい名前を付けることです。

結局どこにでもあるような普通の名前が呼びやすく覚えやすいと言われています。

その普通でありながら印象に残る名前を考えなくてはいけないので源氏名を考えるのは大変なのです。

源氏名の決め方

ここまでは源氏名を決めるときに気を付けることを説明してきましたが、ここからはキャバ嬢がどのような基準で源氏名を決めるのか説明していきます。

音で決める

上でもお話しましたが源氏名を決める上で気を付けなくてはいけないのが、源氏名で呼ばれた時に反応できる名前を考えなければいけないため自分が反応するために音の響きで名前を決めるパターンです。

例えば、本名が「あや」の子が、源氏名を「あやか」にするや、本名が「はるか」という子が「るか」という源氏名にするというパターンが多いのです。

漢字で決める

漢字の意味やイメージから名前を決めるパターンもあります。

自分が持ってほしいイメージや意味を込めて名前を作ることもあります。

源氏名で使われることの多い人気の漢字は後ほどご紹介させていただきます。

人気のキャバ嬢から取る

あんなふうに売れたいという憧れからネットや雑誌などで有名なキャバ嬢と同じ源氏名を使う子もいます。

源氏名で人気な名前や漢字

先ほどお話した源氏名を漢字で決めるときに使われることの多い漢字や人気な名前というのはどんなものなのかを紹介していきます。

あ行

あ行の名前は母音なので耳のに入りやすく記憶に残りやすい響きということからあ行の名前が人気なのです。

例えば「あかね」「えり」「あい」「いずみ」などです。

連絡先を探すときに「あ行」であれば上の方に表示されやすいということもあり、お客さんが連絡しやすい名前であることも人気の理由です。

中性的な名前

男女どちらであっても通用する中性的な名前も既婚者のお客さんの奥さんに連絡を取っているのがばれても「男」ということに出来るので連絡先を消される心配が少ないとして人気です。

「りょう」「あゆむ」「ゆうき」「かおる」など男でも女でも通用する名前が人気です。

さんずい

さんずいを使うことで清純なイメージを与えることが出来ると人気です。

「渚(なぎさ)」や「愛沢(あいざわ)」「一ノ瀬(いちのせ)」など有名なキャバ嬢もよく使っています。

華やかなイメージを持たせるためによく使われているのが「咲」という漢字です。

「城咲(しろさき)」や「美咲(みさき)」などが人気です。

花系

花系の名前は花の種類によってイメージが変わってくるため自分のなりたいイメージに合わせて選ぶことが出来るというのが人気の理由です。

数字

数字と言っても最も多いのは「1」と「7」でナンバー1やラッキー7というところのゲン担ぎの様な理由で付けられることが多いです。

「一華(いちか)」「七海(ななみ)」や「一条(いちじょう)」「七瀬(ななせ)」などが人気です。

愛という漢字は愛らしさをイメージさせることが人気の理由です。

一文字で「愛(あい)」というのも人気ですが「愛華(あいか)」や「愛美(まなみ)」なども人気です。

高級感のある名前を作りたい場合に使用されることの多い漢字です。

有名なキャバ嬢が使用していることもあり「条」の付いた苗字を付ける子が多いです。

「一条(いちじょう)」「上条(かみじょう)」「東条(とうじょう)」などが使われています。


キャバ嬢の源氏名の付け方がおわかりいただけたでしょうか?

適当に付けていると思われがちですが決まりとまでは言いませんが色々と気を付けなくてはいけないことがあったり、お客さんの印象に残すために工夫をしているのです。

源氏名を考えるところからキャバ嬢としてスタートしているのです。