今回はお酒を飲む方は知っておきたい『二日酔いの予防と改善法』についてお話させていただきます。
目次
予防方法
飲む前に
二日酔いになりにくくするための方法をご紹介させていただきますが、その前に覚えておいていただきたいことが3つあります。
体調の悪い時にお酒は飲まないこと
お酒を飲むとアルコールの分解能力が低くなり、体内に残りやすくなるため体調の悪い時は飲むのを控えましょう。
空腹で飲まないこと
空腹でお酒を飲むとアルコールの吸収速度が速くなり、酔いやすくなってしまうのでお酒を飲むのは空腹時はさけましょう。
休肝日を設けましょう
毎日続けてお酒を飲んでいると肝臓が疲れてしまい、アルコールの分解がうまくできなくなります。1週間に2日程度、休肝日を設けるのが良いようです。
この3つに気を付けていただいた上で二日酔いの予防について読んでいっていただきたいと思います。
炭水化物をとる
上記の通り空腹時にアルコールを摂取することは危険であるため、お酒を飲む前に炭水化物をとりましょう。
炭水化物を摂取しておくと、アルコールの吸収速度を抑えたり、アルコールによる胃への刺激を和らげることができます。
魚介類に多く含まれるタウリンが肝臓の働きを促してくれる効果があるので炭水化物をとるのであれば寿司がおすすめです。特にイカ、タコ、貝類が良いようです。
カレーにはターメリック(ウコン)が入っているので悪酔いするのを防ぐのに効果的だそうです。だだし高カロリーなので太ってしまう可能性も。
脂肪分(脂質)をとる
炭水化物は太るから食べたくないという方はお酒を飲む前にバターやオリーブオイルなどの脂肪分をとりましょう。
脂肪分も炭水化物と同じくアルコールの吸収速度を抑えたり、アルコールによる胃への刺激を和らげるこうかがあります。
とは言ってもオリーブオイルを摂取するタイミングなんてありませんよね?
オリーブオイルを摂取するならオイルたっぷりのドレッシングをサラダなどにかけて摂取しましょう。
栄養ドリンクを飲む
二日酔いに効く栄養ドリンクはコンビニなどで手軽に手に入りますね。
二日酔いに効くと言えばウコンが浮かびますよね。
ウコンを飲むことで肝臓の細胞が活性化され、解毒機能が高まりアルコールの分解が早まるようです。
水分をとる
アルコールの利尿作用によって体内の水分が急速に失われるため脱水症状になる危険があります。
お酒を飲んでいる最中や飲んだ後にも積極的に水分をとるように心掛けることで脱水症状や二日酔いを防ぐことができます。
水分をとることでアルコールを薄めて吸収を穏やかにしましょう。
シジミの味噌汁を飲む
シジミには肝機能を向上させる成分が多く含まれているので二日酔いには効果的なようですが、一方で味の濃いおつまみを食べた後にはお味噌汁は塩分の取りすぎになってしまうのでやめておいた方が良いかもしれません。
熱めのシャワーを浴びる
お酒を飲んだ後にアルコール分を出そうと熱い湯船に長くつかるのは、脱水症状をおこすことがあるので危険です。
熱めのシャワーをさっと浴びることで血中のアルコール濃度が下がります。
十分な睡眠をとる
睡眠はアルコールの分解で疲れた肝臓を回復させるので、睡眠時間を少しでも長くすることで二日酔いの予防になります。
改善法
上記の予防方法で二日酔いになるということはかなり軽減すると思います。
しかし、それでも二日酔いになってしまった時に症状を和らげるための方法をご紹介します。
水分補給を行う
二日酔いの時に一番大切なことです。
二日酔いに時は体の水分が不足した状態なので放っておくと脱水症状をおこす事も。ですから、とにかくたくさん水分を摂取するようにしましょう。
糖分をとる
アルコールを肝臓で分解するためには糖分が必要となります。
糖分を素早く摂取するのにおすすめなのが果物です。
特に、柿やオレンジ、グレープフルーツなどが二日酔いには効果的です。
カフェインをとる
カフェインには血管を収縮する作用があるので、二日酔いの頭痛にはコーヒーなどに含まれるカフェインが効果的なようです。
いかがでしたでしょうか?
二日酔い対策をしっかりと行って楽しくお酒を飲みましょう。