キャバ嬢がよく使う嘘、お客さんがつくと得する嘘とやめておいた方が良い嘘

先日お客さんと嘘についての話になったので、今回は『キャバ嬢がよく使う嘘とお客さんがつくと得する嘘とやめておいた方が良い嘘』について書いていこうと思います。

「どんな嘘をついていて、何故そんな嘘をつくのか」お客さんには理解しがたいところがありますよね?

それをここで暴露しちゃいます。

それと合わせて「お客さんがつくと得する嘘とやめておいた方が良い嘘」をご紹介します。

キャバ嬢がつく嘘

先に知っておいてほしいのが、時々悪意のある嘘をつく子もいますが、ほとんどのキャバ嬢はお客さんに夢を見てもらうため、または自分の身を守るために嘘をついているということです。

お客さんにこれを正直に言ってしまったらテンション下がってしまうかなと考えていたり、過去にお客さんに素直に話して怖い思いをしたことがあるなど、いろいろなことを考えて嘘をついているのです。

本名

キャバ嬢は普段源氏名で仕事をしていますが、本名を聞かれることが非常に多いです。

好きな子のことは本名で呼びたいのがお客さんの気持ちなのでしょうが、キャバ嬢は本名を知られたくないから源氏名を名乗っているということが多いのです。

何故本名を知られるのが嫌なのか、本名を知られることでネットで検索されてSNSを探されたり、ストーカー被害にあったりということを避けるために本名を聞かれたときに偽名を名乗る子もいます。

キャバ嬢でもプライベートくらいは好きに過ごしたい、詮索しないでほしいという気持ちの子が多いのです。

彼氏の有無

キャバ嬢に「彼氏いるの?」と聞いたときに返ってくる大体の答えが「いないよ」です。

たとえ彼氏がいたとしても「いない」と答えるのがキャバ嬢の基本です。

これはお客さんをがっかりさせないための嘘です。

キャバクラはお客さんに夢を見てもらう場所です。

『可愛い女の子と楽しく過ごしたい』そんな気持ちで来店する人が多いところです。

『これだけ可愛かったら当然彼氏がいるんだろうな』と思っていても、あっさり「彼氏いるよ」と言われてしまってはがっかりしてしまいます。お客さんに楽しんでもらうためにもつかなくてはいけない嘘なのです。

厳しいお店だとお客さんの席で「彼氏がいる」と言うだけでクビになってしまうこともあるのです。

年齢

これは年齢が高めのキャバ嬢がつく嘘ですね。

自分自身が嫌だという子と、着いたお客さんに申し訳ないという理由からこの嘘をつくことが多いようです。

本当の年齢を伝えて「なんだよ、ババアじゃん」と思われるよりも、年齢を偽って若いふりをしている方がお互いのために良いだろうという判断のようです。

自宅の場所

最寄り駅などを本当の最寄駅から数駅ずらしていたり、土地勘のある駅を最寄り駅と偽りお客さんに伝える子が多いです。

これはストーカー対策としてついている嘘です。

同居人の有無

これも理由は自宅の場所と同じです。

たとえ一人暮らしであったとしても、家族と一緒に住んでいると言ったり、友達と住んでいるとお客さんに言います。

地元

地元のお店で働いている子が地元を変えてお客さんに伝えることがあります。

理由は兄弟の友達などであったら気まずくなったり、本名や実家がわかってしまうためです。

飲めるお酒の量

これは競争率の激しいお店でよく聞く嘘です。

自分を指名してくれるお客さんの席では酒豪なのに、ヘルプの席に座ったとたんに「私お酒苦手で少ししか飲めないんです」と。

本心は「自分の売上にならないのに人のためにわざわざ飲みたくない」です。

この嘘に関しては永遠にバレることがないようにしてほしいですね。

お客さんがつくと得する嘘

お客さんがつくとキャバクラをより楽しむことができるかもしれない嘘をちょっとだけ紹介しちゃいます。

自宅か職場の場所

たとえ遠くから飲みに来ていたとしても、自宅か職場がお店の近くであると伝える方が仕事熱心な子により丁寧な接客をしてもらうことができます

なぜなら、自宅や職場が近いということは『また店に来てくれる可能性が非常に高いお客さん』であるとキャバ嬢やスタッフが判断するのです。

たまたまふらっと来店してきたお客さんも大切なお客さんですが、常連さんになる可能性が高いお客さんはお店としては逃したくないものです。

お店を気に入ってもらうことができるように頑張ってくれます

仕事内容

これは上の自宅か職場が近くだと伝えた方が良いことと理由は似ていますが、職種が何であれ「接待で使えるお店を探している」と言うことを匂わせるのです。

接待で使えるお店を探している→プライベート以外も飲みに来てくれるお客さん、とフリーのお客さんからお店に通ってほしいお客さんとなるのです。

お客さんがついた方が良い嘘で気を付けるべきこと

上記二つに共通するのが常連さんになる可能性があるため大切なお客さんとして扱ってもらうことができる可能性が高いと書かせていただきましたが、それはお客さんがきれいに楽しく飲んでいかれるという前提があってこそだということをお忘れなく。

いくら回数来てくれそうな人だったとしても、女の子に触りまくっていたり、一杯もドリンクを出さなかったり、泥酔したり、会計でもめたりなんてことがあれば『来ないでほしいお客さん』に変わってしまいます。

楽しく飲むことができるように覚えておきましょう。

やめておいた方が良い嘘

ついた方が得する嘘と違ってこの嘘はついてしまったらキャバ嬢の裏でのネタになってしまうかもしれないというものも少しだけご紹介します。

お金持ち

キャバ嬢にモテたいと「お金持ちだ」と嘘をつくお客さんは多いですが、その嘘キャバ嬢はお見通しです。

毎日いろいろなお客さんの相手をしているキャバ嬢は本当のお金持ちのお金の使い方も見てきていますし、何よりもキャバ嬢が気にしているのはどれだけお金を持っているかではなく、どれだけお金を使ってくれるかと言うことの方が大事なのです。

実際にお金持ちであったとしても、使わない金持ちよりも使う貧乏人の方がキャバ嬢は好きなのです。

使う貧乏人の方が好きと言っても有り金すべて使えと思っているわけではなく、自分の使える範囲内のお金でその場を楽しむことができる人が好きということです。

ですから、「自分はお金持ちだ」と嘘をつくよりも自分の遊べる範囲内で楽しんでいく方がキャバ嬢から見た印象が良いのです。

女の子にモテる

「早くしないと売り切れちゃうよ」というアピールなのでしょうか?

キャバ嬢側から見た印象としてはたとえ嘘だとしても本当であってもチャラいと思ってしまうもの。

お客さんの言う『モテる=女遊び』という印象が強いため、女にだらしない印象がセットでついてきてしまうため魅力的には見えなくなってしまうのです。

モテるアピールをされるよりも「モテるでしょ?」と聞かれたときに「全然モテないよ」と言える男性の方がキャバ嬢には魅力的に見えています

冷静キャラ

いわゆるキャラ設定してくるお客さん。

団体に一人はいる印象です。

みんなで盛り上がっている席でクールぶってる人。

元々の性格がそういうタイプなら気にならないのですが、キャラ設定された人だとハッキリ言ってしまえばシラケさせるお客さんとしか言いようがないです。

みんなで楽しくやっているにもかかわらず「俺は良いよ。楽しんで」と大人な対応ができると思っているのかもしれませんが、キャバ嬢からしたらハズレくじ引いた気持ちです。

周りのお客さんや女の子達が楽しそうにしているのに自分の隣だけ盛り上がらないなんてハッキリ言って地獄です。

声を大にして言っておきます。

キャバクラでクールキャラはモテない!


いかがでしたでしょうか?

キャバ嬢がつく嘘はご存知の方もいたのではないでしょうか?

キャバ嬢がお客さんのためにつく嘘があるように、お客さんも楽しむためにお店の中だけ嘘をついてみるのもありかもしれませんね。